気まぐれTips http://medstat-support.com/ ja-JP 2024-04-29T01:51:00+09:00 HOMA-RとHOMAR2 http://medstat-support.com/column/index.cgi HOMA-RとHOMAR2 インスリンチェッカーの見直し,<br>バージョンアップに向けて,HOMA-Rのチェックをしていましたが,<br>HOMA-R2という論文が多く出ているのに気づきました.<br><br>HOMA2-IRは,これまでのような簡単な式ではなく,<br>自動計算ソフトが開発者より作られています.<br><a href="https://www.dtu.ox.ac.uk/homacalculator/"> →HOMA2 Calculator softwareのHP</a><br><br><br>ROC解析にて,<br>HOMA1-IRまたはHOMA2-IRのどちら有用かという論文も<br>色々作成されておりますが,<br>結局のところ,<br>HOMA-IRとの大きさな差を見出すことが出来ず,<br>そのままでいいと判断しました.<br><br><br>糖尿病の専門医の先生と雑談していた時に,<br>HOMA-IRを信用していない先生が多かった気がします.<br>なおさら,<br>HOMA2-IRを信用していない先生が多いのでしょうか.<br><br><br>ちなみに....<br>HOMA1-IRとHOMA2-IRにおける<br>日本人の論文が検索しましたが<br>ヒットしませんでした.<br><br><br>論文を書くなら,ねらい目でしょうか.<br>論文を書いても,採用されないのでしょうか,<br><br>先生は,どちらと思いますか?<br><br> <a href="http://medstat-support.com/column/file/00840.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T18:21:00+09:00 超音波検査報告書 http://medstat-support.com/column/index.cgi 超音波検査報告書 頚動脈超音波検査報告書を作成する時に,<br>甲状腺も見えます.<br><br>頚動脈超音波検査なので,<br>甲状腺疾患があったとしても,<br>所見に入力しないとしても,問題ありません.<br><br>しかしながら,<br>「疾患を見るのではなく,患者を診なさい」という<br>私の尊敬している指導医先生のお言葉より,<br>当社の推奨している報告書では,<br>甲状腺疾患の簡易な所見を入れるように作成しています.<br><br>最近の問合せでは,<br>甲状腺疾患用の報告書がほしいとのご依頼があり,<br>作成準備を行うこととしました.<br><br>作成するなら,<br>専門医対策用の症例報告にも対応したソフトに<br>仕上げる予定です.<br>早急に作成いたしますので,お待ちください.<br><br><br>甲状腺超音波検査を調べてみると,<br>原発に伴う甲状腺疾患,疫学調査が検索キーワードにヒットします.<br>面白い分類があることが知り得ました.<br>こうご期待!<br> 2015-10-24T11:27:00+09:00 医療統計の小話1 http://medstat-support.com/column/index.cgi 医療統計の小話1 いつからか,「データヘルス」という<br>単語が出てきているのをご存知ですか?<br><br>内容と言えば,過去の蓄積されたデータから,<br>今後発症するだろうイベントに対する予測モデルを作成し,<br>予防を目的とした医学であり,<br>今まで,医師がしていた学術・学問(疫学研究)を<br>健診・保健事業に関連付けした呼称と認識しています.<br><br><br>私の考える具体的には,<br>①メタボリック症候群の人の脳梗塞・心筋梗塞などの<br> 血管イベント発症のリスクの算出することで,<br> 栄養指導へとつなげる.<br><br>②長時間労働によるうつ病の発症リスクモデルを作成し,<br> リスクスコア―を算出し,スコア―が低くなるように,<br> 職場環境の配慮を行う.<br><br>③融資を受けたい人の背景から,自己破産するリスクモデルを作成し,<br> 貸付金額の決定,融資をする/しないを算出することで,<br> 銀行の損失のリスクを回避する.<br><br>これは,今まで解析されていた解析手法...<br>(ビック)データから得られた結果と何も変わりなく,<br>名前が変わっただけ...<br>時間があれば,検索してみてください. 2015-07-27T10:42:00+09:00 嬉しいことのまとめ http://medstat-support.com/column/index.cgi 嬉しいことのまとめ <p> <span style="color:#0000ff;"><strong>2015/5/4-5(月‐火)</strong></span><br /> <br /> 上記の期間で,統計セミナーというのに参加しました.<br /> 「スライドの途中でも,ドンドン質問してもよい」とのことでしたので,<br /> 質問して授業を遅らせていた生徒の一人でした.<br />(担当された先生,すみませんでした)<br /> <br /> もう一人,私以外にも,色々質問される方がいました.<br /> 統計というより,数理式について,いろいろ質問される方がいました.<br /> 統計の原理から理解しようとしている方で,<br /> マニアックだなーと思っていました.<br /> <br /> <br /> 休憩時間や授業が終わってから,<br /> その方から私の机に来ていただいて,色々話し合いました.<br /> 2日目に,どんな職業の方だろうと思って,<br /> 名刺をもらいましたら,<br /> なんと.....腎臓内科の教授でした.<br /> その先生が説明されたことをまとめると,<br /> 「学生(大学院生)の指導するのに,<br /> 統計のことを知らずに,教えることはできないとのこと」<br /> <br /> 大学院生の指導など,助教・講師・准教授に丸投げする教授が多く,<br /> 論文の最後に名前をくっつける教授が多い中(かなりの偏見です↓),<br /> すごいなーと感心してしまいました.<br /> <br /> 教授になれば,対外的な関連を維持することの他に,<br /> 後進への指導・医局方針の組立など<br /> 雑務(?)の多い仕事している中において,<br /> 自己練磨もされている先生で,<br /> とても,好きになった(尊敬する)先生でした.</p> 陰ながら,ファンになります.</p><p> <br /> 「医師は生涯学習」という言葉が,正にあう先生でした.<br /> 私も,頑張ろうと励まされた先生でした.<br /> この場を借りて,お礼申し上げます.<br /> ありがとうございました.<br /> <br /> <br /> <span style="color:#0000ff;"><strong>2015/4/3(金)</strong></span><br /> <br /> 大学時代の論文は,かなりマニアックだったので,引用されずにいました.<br /> しかしながら!<br /> Switzerland's cantonsの心血管リスク因子の論文に,自分の論文が引用されているのを発見しました.<br /> しかも,メタ解析の中の引用だったので,嬉しかったです.</p><p> 皆さんも,自分の過去の論文の引用を見られたらいかがでしょうか.</p> 2015-06-09T10:11:00+09:00 10か月目のfollow http://medstat-support.com/column/index.cgi 10か月目のfollow 今までは,線形回帰直線として,1/Crを求めていましたが,<br>直線で表現するのが難しい場合,<br>多項式曲線を用いて評価することがあります.<br>今回は,信頼区間もつけて評価しています.<br>U字カーブを描いて改善しているように見えています.<br><br><br> <a href="http://medstat-support.com/column/file/00640.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T16:27:00+09:00 9か月目のfollow http://medstat-support.com/column/index.cgi 9か月目のfollow 95%信頼区間を考慮したグラフを作成しています.<br>推定値(1/Cr)はflatになり,腎機能が安定していることが示唆されます. <a href="http://medstat-support.com/column/file/00590.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T16:27:00+09:00 猫年齢のグラフ http://medstat-support.com/column/index.cgi 猫年齢のグラフ 猫年齢のグラフを作成しました.<br>猫の生殖年齢は,3.5か月~1年で始まるとあるので,<br>おおよそ6か月としてみました.<br><br>そうすると,人間でいうと10歳程度でしょうか.<br><br>発情期の猫を迎えた猫の場合,<br>去勢しても発情期の習慣が残ることが多いので,<br>子猫を望まない場合,<br>早めの去勢が必要なのでしょうね.<br><br> <a href="http://medstat-support.com/column/file/00540.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T16:28:00+09:00 4か月目のfollow http://medstat-support.com/column/index.cgi 4か月目のfollow 血液検査の結果は,落ち着いています. <a href="http://medstat-support.com/column/file/00490.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T16:28:00+09:00 猫の腎不全 http://medstat-support.com/column/index.cgi 猫の腎不全 猫の腎不全の更新です.<br><br>前回から,4〜5月と2ケ月の経過となりました.<br>その期間は,1回/3日の皮下注射(生理食塩水40ml)を継続しています.<br><br>下記の示すグラフの通り,<br>腎機能は安定し,さらに,腎機能の低下の傾きは緩やかになっています.<br>注射を継続する限り,腎不全の増悪は回避できそうです. <a href="http://medstat-support.com/column/file/00440.jpg">[JPG画像]</a> <a href="http://medstat-support.com/column/file/00441.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T16:29:00+09:00 解析ソフトで作成 http://medstat-support.com/column/index.cgi 解析ソフトで作成 今までは,エクセルで作成していましたが,<br>論文で用いるようなグラフを作成すると.....<br><br><br>ちなみに,最終の採血データが改善しているのは,<br>診察前に,注射を打ちました.<br>血液検査で,すぐにCrが改善するのでしょうか?<br>見かけ上の改善でしょうか.<br><br>動物のお医者さんではないので,わかりかねます.<br>ご存知の方は,教えてください. <a href="http://medstat-support.com/column/file/00400.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T16:29:00+09:00 統計解析 http://medstat-support.com/column/index.cgi 統計解析 当社にご依頼される先生方は,<br>専門の統計ソフトで解析される先生,<br>エクセルで解析される先生がいます.<br><br>当社が嬉しいと感じることは,<br>ご依頼される先生が,<br>一度は,統計の処理をしていることにあります.<br><br>何らかの操作を行っていると,<br>少なからず,疑問を生じます.<br><br>解析のご依頼する・しないに関わらず,<br>当社にご相談いただければ,<br>サポートができると考えています. 2014-05-27T23:21:00+09:00 猫の腎不全 http://medstat-support.com/column/index.cgi 猫の腎不全 2015-10-27T16:29:00+09:00 猫を人間にたとえると... (猫 腎不全) http://medstat-support.com/column/index.cgi 猫を人間にたとえると... (猫 腎不全) 猫年齢を人間に変換するアプリや左のような一覧表は,<br>  インターネットで検索すると,よく出ています.<br><br>猫は,水あまり飲まないために,腎不全になりやすい動物ですが,<br>  猫のクレアチニン(Cr)とその予後の計算域の報告は,<br>  人間と違って少なく,また猫のCrは、0.7〜2.5と<br>  人間と比べると基準値の幅が大きいことが特徴です.<br><br><br>猫の腎機能については,変換値は調べていませんが,<br>  ヒトと同じように,1/Crで表を作ってみました.<br> <a href="http://medstat-support.com/column/file/00300.jpg">[JPG画像]</a> 2015-10-27T16:29:00+09:00 論文作成 http://medstat-support.com/column/index.cgi 論文作成 <p> <strong>①これから作成する論文が,既に発表されている内容なのかを確認する.</strong><br />  &rarr;類似する論文,批判的な論文を探す.<br /> <br /> <strong>②自分の論文があることで,世の中・患者の役に立つのか,将来的に役に立つのか考慮する.</strong><br />  &rarr;この信念が強くなければ,査読者からの「ありがたい」指摘により,心が折れます.<br /> <br /> <strong>③何を知ってらいたいのか,何を主張したいのか目的を考慮する.</strong><br />  &rarr;1つの論文で,1つの目的(思い)を伝え無ければいけません.<br /> <br /> <strong>④目的を達成するためには,どのような項目を用いて評価すべきか考慮する.</strong><br />  &rarr;現在用いられている項目,自分が試したい項目を選びます<br />  例)臨床治験では,現在用いられている薬品Aと,これから販売される薬品Bとの比較<br /> <br /> <strong>⑤作りたい論文の内容について,同僚・スタッフ・患者・配偶者に説明する・評価を聞く.</strong><br />  &rarr;素人が分かるように説明できることで,論文の書く内容が丁寧になります.<br />  &rarr;気付かなかった疑問点を明らかにしてくれる場合もあります.</p> 2014-05-29T16:55:00+09:00