医療系ソフト開発

価格 2015/10/21

ソフトに関する質問が多いので,
公平性を保ちたいので,
情報の開示を行う方針としました.
よくある4本のソフトについてまとめてみました.


(***)医療機関以外の職種の方への,ソフトの販売を行っておりません.



①頚動脈超音波検査報告書
1ヵ月間:40,000円
6か月間;150,000円(1ヵ月当たりのコスト:25,000円/月)
12か月間:250,000円(1ヵ月当たりのコスト:20,833円/月)
エンドユーザー:500,000円

②腹部超音波検査報告書
1ヵ月間:50,000円
6か月間;200,000円(1ヵ月当たりのコスト:33,333円/月)
12か月間:300,000円(1ヵ月当たりのコスト:25,000円/月)
エンドユーザー:650,000円

③健診君
1ヵ月間:50,000円
6か月間;200,000円(1ヵ月当たりのコスト:33,333円/月)
12か月間:300,000円(1ヵ月当たりのコスト:25,000円/月)
エンドユーザー:650,000円

④医療系ソフト開発在宅支援システム-在宅くん
1ヵ月間:100,000円
6か月間;400,000円(1ヵ月当たりのコスト:66,667円/月)
12か月間:600,000円(1ヵ月当たりのコスト:50,000円/月)
エンドユーザー:900,000円



【メリット】
①OSの変更に伴い,追加の金額の請求はありません.
②パソコンの移行に伴い,追加料金の請求はありません.
③12ケ月の医療機関様には,1回/年の基本解析(平均,SD,最大,最小,男女の割合など)をご報告させています.
 (貴院のデータ提示が必要になります)
④当社で蓄積しているデータの提示もさせていただいております.
 (データ提示後の2次利用に,ご許可を頂いた医療機関様にご提示させていただいております.)
⑤データの移行について,当社で行っています(データのバックアップは行ってください)

【デメリット】
ランタイムでのソフト提示になりますので,自院の他のパソコンとの連携が出来ません.


【その他】
さらに詳しい解析(多変量解析)などのご要望がございましたら,承けたまります.

セット販売の割引もございますので,
詳細な見積は,お問い合わせください.

はじめに

診察するのに時間を使いたい!

しかし,カルテ(または報告書)を書く時間が無い!
それもで,カルテを細かく記入したい!
やっぱり,簡便にカルテの記載が入力できたらなぁ.

以上のような日常診療における葛藤について,
痒いところに手が届くようなソフトを目標に作成しています.


パソコンは操作できるが,
電子カルテは利用していない小?中規模の先生を対象に作成しています.

Filemakerのランタイムを利用して作成していますので,
パソコンのレジストリーを汚さない設計になっています.

データベース作成のサポート

①研究をするには,まずはデータベースを作ることが大事です.
論文を書く絶対条件は,データ入力が確実になされていることと思います.

研究の途中から,新たにデータを追加することは,
  データ・資料の出し入れに,スタッフの負担が増加,
  カルテ・データを初めから見直さないといけない
手間も時間もかかります.
研究を始める前に,どのデータが必要か,再確認する必要があります.

②データベースが決定した後について,
ヒューマンエラーなくすために,ボタン1つで解決する内容については,
自動化する必要があります.
  「今日」の日付の入力のボタン化:「2013/10/10」を自動入力など.
入力間違い,入力の均一化するためには,同じ意味の語彙を統一させる
   死亡,死去などの同じ意味の均一化:ポップアップメニューの作成など

③多くの方は、データベースをエクセルで保存することが多いと思います.
エクセルによる入力する分には問題ないのですが,
ソート機能を使っていると,いつの間にかずれていることがあります.
いつからズレたか分からない事が多いため,バックアップをこまめにしておかれると良いと思います.

確実に,データがズレないようにするためには,
「filemaker」をお勧めしています.
filemakerでのデータベースを作ることが,困難な場合は,
当社がサポートいたしますので,ご相談ください.

文字だけでは分かりにくいと思われますので,
本社が作成したソフトをご覧いただけると,
イメージがつきやすいと思います.
お時間があれば,供覧ください.

ステロイド外用薬の検索(無料)

診療中に,これはどのグレードの強さだったかなぁと迷っていて,
考えている診療時間がもったいなかったので,
あったら便利と思い,作成しました.

I?V群の分類で検索することもできます.

写真については,ご自身で張り替えることができ,
また,このソフトに無い外用薬でも,追加することも可能です.

自由に編集してください.


頚動脈超音波検査の取り扱い

頚動脈超音波検査報告書Ver.2が最新バージョンになります.

以下,旧バージョンの説明になります.

 

本ソフトの頚動脈超音波検査の取り扱いについて説明します.
本ソフトの語彙の説明を行います.

頚動脈血管壁厚:intima-media thickness (IMT)
プラーク:plaque,限局する動脈硬化性病変(本ソフトはIMT>1.0mmとしています)
石灰化:calcification

平均IMT:左右の頚動脈の3点を測定し,合計6点の平均値を算出します.
最大IMT:6点の平均IMTまたは,プラークの最大厚の1点を算出します.

【長所①】
勤務先の病院,アルバイト先の病院2つで,3つの医療機関を登録することができます.
本ソフトは,自院のみだけで使用することを目的としますが,
勤務医の先生が,アルバイト先での所見を簡易入力できるように
その他2ヶ所の医療機関でも登録できるように作成しています.
データの保管に関しては,勤務先の院長先生にご確認ください.
データ管理については,当社での責任は負いかねます.
 


【長所②】:イラストの記入
頚動脈超音波検査における所見の絵の入力を直接行うことができます.


結果の出力(甲状腺について)

【長所③】:甲状腺の所見記入
甲状腺超音波検査を簡易に評価できる設定になっています.
必要に応じて所見の入力ができます.
検査結果の報告については,クリックすると,
下記の順番で3パターンから選ぶことができます.

①パターンI:甲状腺に関する記載事項について,全く記載されません.
→記載なし

②パターンII:下記の簡単なコメントのみ表示されます.
【甲状腺】:特記事項なし

③パターンIII:詳細な結果を出力
詳細な検査結果の報告

報告書の結果の出力

報告書については,医師用と患者用の2つされます.
医師用の報告書には,
頚動脈超音波検査所見および甲状腺の所見が記載されますが,

患者用の報告書には,
頚動脈超音波検査のみの所見記載になります.

患者用の報告書については,平均IMTおよび最大IMTの結果から
17パターンに分け,下記の4点の事項についての報告を行っています.

・一般的な動脈硬化の説明
・今回実施した頚動脈超音波検査の結果の説明
・頚動脈硬化症の考えられる原因
・次回の検査予定間隔

パターン分類(下図の黒枠の文章)については,私的見解であり,
専門医等の判断・診断ではありません.
不要でしたら,患者用の結果説明の印刷を不要にしてください.

分類については,臨床・実践に対応していると自負しております.
不具合がございましたら,一緒に評価を行う用意がありますので,
御連絡いただけますと,幸いと存じます.

薬品一発検索ソフトの取り扱い方

このソフトは,紙ベースの薬品リストを見なくてはいけない先生方が
時間短縮する際に便利なソフトになっています.

まず,よく利用する薬局から,エクセルベースの薬品集をもらってください.
このソフトでは,3ヶ所の薬局が登録できるようになっています.


上図のエクセルの列A・B・C・Dは,薬局から手に入れることができるはずです.

Eは,登録したい番号をご自分で追加入力してください.

薬局の登録画面

先ほど,入力した番号の設定を行います.

用途の入力

用途の入力に関しては,ご自身で行っていただくことになります.

用途の入力を入れないことで,
自分が使わない薬を検索から外すことができます.

抗生剤のボタンを選択


ここでは,抗生剤のボタンの一例を提示します.
先ほど登録した抗生剤のみが描出されます.

注意事項!!


赤枠の検索キーワードは,ひらがな・カタガナのみの入力となります.

たとえば,葛根湯のような漢字の検索がしたい場合は,上図のように
①虫眼鏡のボタンを押し,②の商品名に「葛根湯」と入力してください.

下図のように,登録された商品名が列挙されます.


データのインポートが困難である場合

エクセルデータのインポートは,
ごく簡単に移行できますが,
「めんどくさい」,パソコン操作は苦手な先生に代わって,
インポートを別途にて,代行いたします.

抗生剤・感染症などのボタンのカスタム化にも,
別途応じていますので,ご相談ください.

インスリンチェッカー

インスリン治療中の患者さんのインスリン処方の計算は簡単ですが,
忙しい診療の中で,計算するのは面倒です.
また,ケアレスミスが起こりやすい状況になっています.

本ソフトは,生活習慣病で必要と感じる計算を簡便にし,
的確に,かつ,適切に,そして,詳細なコメントを出力し,
生活習慣病外来を強力にサポートすると考えます.

インスリンチェッカーのソフトだけでは,もったいないので,
HOMA-R,HOMA-β
尿酸排泄率
LDLの計算(Friedewald式の利用)
BMI・肥満度の評価
胸部レントゲン検査のCTR
誕生日からの年齢計算

以上,7種類のよく使う生活習慣病の計算をまとめてみました.
必要に応じて,ご利用ください.

InsulinCheckerの扱い方

まず,初めに,
① 空打ちのインスリン量を設定してください.
② 朝・昼・夕・眠前のインスリン単位の量をクリックします.
③ 次回の受診日をクリック後,青字で,次回受診するまでの日数が出力されます.
④ 手持ちのインスリンのクリックしてください.記入がない場合は,持っていないと判断されます.
⑤ 注射針が食前と眠前が同じか異なるかをクリックしてください.
⑥ 注射針の手持ちの袋の数をクリックしてください.

HOMA-RおよびHOMA-βの扱い方

血中インスリンおよび血糖値から算出される値になりますが,
その値については,こだわりを持っている先生が多く,
また,その数値についても,幅が広いため,
利用する先生ご自身が基準値が設定できるようにしています.

青・緑色の枠をクリックして,任意の数値を入力してください.
初期値に設定のボタンを押せば,元に戻ります.



設定値の表示

設定した数値が下図のように出力されます.
HOMA-βも同様に出力されますので,ご確認ください.


検査結果の出力

緑色の数値を入力し,
結果の出力のボタンをクリックすれば,
下図の結果が,自動的に文章になって出力されます.

インスリン抵抗性・インスリン分泌能については,
先生がご自身で設定された評価になっていますので,
満足されると思います.

修正する場所・追加する場所があれば,
ご自由に変更されてください.
コピーだけのボタンをクリックすれば,
修正した文章を電子カルテに貼り付けることが容易にできます.


尿酸排泄率

尿酸排泄率についての説明を行います.

尿中Cr,UA,採血結果のCr,UAの入力を行います.
また,下図のように,60分間尿の評価を行う先生に対応した
計算方法も出力できるようにサポートしています.

これも,今までと同様に,計算のボタンを押せば,
電子カルテに必要な詳細なコメントが出力されますので,
カルテに貼り付けてください.