気まぐれTips医療統計の小話

医療統計の小話1 データヘルス 2015/7/27(月)

いつからか,「データヘルス」という
単語が出てきているのをご存知ですか?

内容と言えば,過去の蓄積されたデータから,
今後発症するだろうイベントに対する予測モデルを作成し,
予防を目的とした医学であり,
今まで,医師がしていた学術・学問(疫学研究)を
健診・保健事業に関連付けした呼称と認識しています.


私の考える具体的には,
①メタボリック症候群の人の脳梗塞・心筋梗塞などの
 血管イベント発症のリスクの算出することで,
 栄養指導へとつなげる.

②長時間労働によるうつ病の発症リスクモデルを作成し,
 リスクスコア―を算出し,スコア―が低くなるように,
 職場環境の配慮を行う.

③融資を受けたい人の背景から,自己破産するリスクモデルを作成し,
 貸付金額の決定,融資をする/しないを算出することで,
 銀行の損失のリスクを回避する.

これは,今まで解析されていた解析手法...
(ビック)データから得られた結果と何も変わりなく,
名前が変わっただけ...
時間があれば,検索してみてください.