新着情報

randMSの論文(published3) 2016/9/30

臨床治験のランダム化を自動に割付するソフトの開発が終了し,
論文投稿を行っていましたが,3つの雑誌に投稿しましたが
大まかに下記の理由にて
論文がアクセプトすることが困難でした.


①COIが生じる可能性があること

【当社の解釈】
「オリジナル」のrandMSを使用料することに当たって,
金銭的な授受は発生しません.
しかしながら,
各研究機関がrandMSをカスタマイズする場合,
カスタム代金として金銭的な授受が発生することがあるため,
完全に無料としているわけではありません.

風の庵という会社が作成したソフトであり
利益相反が生じる可能性が否定できない理由は,もっともでした.
(カスタム化しない場合は,もちろん無料でご利用いただけます)


②新しいアルゴリズムではない

【当社の解釈】
randMSは,
下記の2つを用いてランダム化しているソフトになります.
・ランダム置換ブロック法
・最小化法
これらは,先行文献を参考に,各個人が手動で行っていたことを
自動化したソフトになっただけで,新規性のアルゴリズムかどうかと言われれば,
査読者が指摘しているように「全く新規性」はありません.


以上から,
randMSを既成の雑誌に投稿することで,
臨床治験に関わる先生方の社会貢献をしたいという
思いは完全につぶされてしまいました.
従いまして,
randMSの正当性を根拠とする雑誌はありません.

当社が立ち上げました日本総合医療・統計研究会雑誌による論文に作り直し,
ご利用いただける先生方が見やすくなるように
論文を公開しました.

この論文に賛同していただける先生方に
randMSを無料で使って,可愛がって頂きたく存じます.


もし,可能でしたら,
ご利用いただける先生の中で,
randMSがきちんとランダム化されているかの確認を
当社でさせていただけると幸いと存じます.



論文については,こちらをご供覧ください.

pdf原著論文