医療系ソフト開発ハーセプチン-無料

ハーセプチン

ハーセプチンの治療は,体重(㎏)・治療方法(A法・B法)・回数(初回・2回目以降)が,
大事な項目になります.

具体的なソフトの使用方法を説明します.
① 現在のハーセプチンの薬価を入力します(H26年3月までは,写真の価格でいいようです).
② 治療法の種類について,クリックします.
③ 初回か2回目以降の治療かをクリックします.
④ 体重の入力をします.
⑤ ②?④の入力が済んだ段階で,患者の必要なハーセプチンの投与量が算出されます.
(①を加えると,破棄した分の損失金額が出力されます.)

⑥ 下図の場合,基本のバイアルは,150㎎の1本を用います.
調節するバイアル(5.8ml)について,どうするかを選択するようになります.

⑦ 電子カルテ用(Ns)のボタンをクリックします.

上図⑥をクリックした場合

下図の説明になります.

① 患者金銭負担軽減をクリックすると,
調節するバイアルは,150㎎のバイアルから60㎎のバイアルに変更さていることに注意してください.

② 使用するバイアルの本数が,2本から3本へ増量となりました.

差が出る理由

感染予防目的の場合は,できるだけ少ないバイアルでの操作を行いますので,破棄される金額は無視されます.
一方で,
金銭の負担軽減目的の場合,破棄される金額が低い方が選択されます.

どちらが大事である(優先される)のかは,主治医の判断になると思います.

⑦をクリックすると,ダブルチェックされたかなどの細かいチェック機能が働きます.
すべて完了すれば,下図のようなコメント(文章)が自動作成されます.

電子カルテ用と書いているだけあって,電子カルテのあるパソコンで
このソフトを操作しているのでしたら,
ペーストをするだけで,カルテに貼り付けできるようにサポートしています.


チェックリストをクリックしたときに,
下図のようなチェックリストの新規ビューに出てきます.

チェックリストを用いることで,看護師(薬剤師)さんの負担軽減とともに,
ヒューマンエラーを軽減することができると思います.

最後に 注意事項

チェックリストを印刷し,
処置台のお供にしていただければ,幸いと存じます.

ソフトの計算を間違えないように作成しておりますが,
主治医の確認を行ってもらい,主治医の責任の下で,確実な治療・投与を実施してください.
当ソフト利用による責任は一切負いかねます.ご留意ください.

看護師(薬剤師)さんの負担軽減とともに,患者さんへの誤投与を防ぐためにも,
無料で公開しております.

ご不明な点がございましたら,是非,ご連絡ください.